先日弊社ではじめての開発合宿を開催しました!場所は開発メンバーが最も多い新潟の月岡温泉という温泉街のとある旅館で行いました。そして、ちょうどこの記事を書いている最中に会社から新潟オフィスについてリリースがありました。
株式会社モニクル、新潟オフィス開設のお知らせ | 株式会社モニクル
「開発合宿」で検索すると先輩企業の記事がいくつも見つかりますが、弊社の特徴としては
- 創業からずっとフルリモート
- 開発チームは10数人ぐらいの規模感
- エンジニアたちが地理的に離れている(ほとんどのメンバーが関東にいるような企業と違い、北海道から沖縄まで開発メンバーが分散している)
- そういった人たちを一箇所に集めて開催する開発合宿
という感じです。
似たような規模や状況の会社さんで開発合宿に興味のある方には刺さる記事になっているかなと思います。ピンポイントすぎる??
開発合宿の背景
フルリモートワークでは、メンバー同士がリアルに顔を合わせる機会がほぼありません。「とはいえ物理的に会う機会を年に1,2回は作りたいよねぇ」という話をずっとしていたところに、年末に全社イベントとしての「納会(その年の最後に行うしめくくりの会)」が行われることになり(この納会もまた2022年末にはじめて開催しました)、年末に会う機会ができたからもう一回は半年前の6月〜夏ぐらいに会う機会を作ろうか、それなら開発合宿だね?!という経緯で開発合宿を検討することになりました。
早速、CEOの原田さんに相談すると「むしろ物理的に会うことは積極的にやって!」と即レス(原田さんはいつも提案の意図の理解と意思決定が爆速なので最高に助かっております...)
その後、もう少しまともに予算の試算をして相談。めでたく予算が承認 🎉 までが2022年までに済ませておいたことです。
ということで、1つ目のポイントは予算取りです。いきなり真面目な話をしてすみません😅「来年の夏に開発合宿をやりたい!」と、前年中に予算の承認を取り付けておきましょう!そうすると実際に計画を詰めていく段階で「俺たちには予算がxxx万円あるから、こういうことは出来そうだな」とスムーズに開発合宿の企画やプラン作りを進めることができます。
開発合宿の目的
開発合宿自体の説明は 開発合宿 - Wikipedia に譲るとして、僕らなりの開発合宿の目的と狙いについては以下のように考えました。
- お互いの人となりを知る => 今後のコミュニケーションがスムーズになるように
- 業務中にできないことに取り組む => 折角の機会なので新しい技術に触れることで視野を広げる
- 新しい発見や学びがあるかもしれない
- 新しい技術に触れるのってエンジニアとして純粋に楽しい
- (あわよくば)いつか業務に還元されたら嬉しい
シンプルにこの2点です。なので、合宿で取り組む内容について開発チーム全員でブレストする時に決めた縛りが「業務と直接は関係ないことをしよう」でした。この縛りのおかげで逆に自由な発想でどんどんアイデアが出て、最終的には4チームに分かれてそれぞれユニークな取り組みにチャレンジすることになり、とても良かったと思っています。
開発合宿の準備
開発合宿の準備としては
- 合宿の内容を決める(最終的には「合宿のしおり」を作りました)
- 日程を決めて各メンバーの参加可否を確認
- できる限り多くの人が参加できる日にしたい気持ち
- 宿泊(旅館)の手配
- 会議室の手配
- インターネット環境、ホワイトボード、電源タップなど設備の確認
- 移動の手配
- 前夜祭の手配
- 遠方のメンバーには前泊してもらうことにしたので、新潟メンバーに前夜祭を企画してもらいました🙏
などを行いました。中でも一番大変だったけど、やりきれてよかったなぁと思っていることが、全国にいるエンジニアたちの移動の手配です。一部のメンバーには関東から新潟までの新幹線を自身で手配して立替精算してもらうことにしたのですが、他の特に飛行機に乗るようなメンバーについては会社側で手配することにしました。
この話に関連して、沖縄メンバーが新潟に辿り着くまでにエクストリームなプチ事件が起きるのですが、それはおそらく誰かがブログに書くと思うのでアップされたらリンクを貼ります。飛行機っていろいろありますよねーーー😅
開発合宿の様子
新潟観光ネタについても書きたいのですが、おそらくそれも誰かがブログに書くと思うので、ここでは作業中の様子だけさらっとご紹介します。
一度新潟オフィスに集まってから温泉旅館に移動する流れだったので、以下それぞれで作業しました。
- 新潟オフィスのコワーキングスペース
- 旅館の会議室(という名の広い部屋)
- 旅館の各部屋
開発合宿の成果発表
弊社は毎週月曜日に全社員がリモートで参加する All Hands(全社員向けの週一定例)があるので、この場を借りて開発合宿の成果発表をすることにしました。事前に成果発表の予定を伝えていましたので、各チームしっかりスライドを準備して当日デモをするチームなどもありとても盛り上がりました。
一方で、ふりかえりの中では
- エンジニアだけの成果発表もやりたい。もっと濃い話ができたり、技術的な質問もバンバン出てきそうで、それはそれで楽しそう。
- チーム発表だけでなく個人LTをやっても楽しそう。1人1人が学んだことや感じたことも聞いてみたい。
- 合宿期間中に中間発表会があるとチーム同士で刺激しあえて良さそう。
という声もあり、次回の開発合宿ではこの3つは是非取り入れようと考えています。
まとめ(というか感想)
開発合宿はやっぱり最高でした!
運営側(新潟メンバーの Yu Takahashi さん にめちゃくちゃ助けていただきました。というかほぼ全て Yu さんが手配してくれました...改めて本当にありがとうございました!)としては、企画・予算確保・宿泊や移動の手配・当日の進行などやることは多いですが、みんなが楽しそうにしている姿をたくさん見られたので最高でした。
来年の開発合宿に向けて課題や改善点はいくつかあるのですが、中でもやはり
- 高速インターネット環境
- 大きなディスプレイ
を求める声をたくさんもらったので、会場探しから頑張らねば...という気持ちです。
どなたかおすすめの会場がありましたら教えてくださいーーー😭
書き始めたら楽しくなってしまい長文になってしまいました!すみません!それでは!