がぶちゃんの日記

札幌からフルリモートCTO

普通のやつらの上を行ってる人に会いました。

twitterのおかげでブログに書くほどの事がなくなってしまって筆が走らない最近ですが、今日はテンションが上がっているので、自分のメモがてら少し書いておこう。

今日のCSNagoyaにtoyoshiさんの友達のスペシャルゲスト(以下、モリンキーさん)がいらして、勉強会の最後に自己紹介と所属する研究室はこんな研究をしてます。という発表をして頂きました。内容をキーワードで表すとこんな感じ。

  • ロボット
  • 触覚(皮膚を触れられたことや圧力を検知)
  • パターン認識
  • 学習
  • 脳科学、神経、筋肉

これじゃあ意味が分らないと思うのでプレゼン資料の左下にISIって書いてあったので「isi 東京大学」とかでググって見つけたので多分モリンキーさんの所属する研究室(だと思われる)サイトのリンク貼っておきます。

The ISI Lab

モリンキーさんの話を聞いていると本当にすごくて、情報工学出身のはずが脳科学から神経、筋肉といった医学的な知識や胎児や幼児の認知発達に関する知識や触覚ハードウェアの以下のような知識(うまく説明できないので引用)

柔らかく、触覚を張りめぐらせた皮膚をつくるため、ロボットの首より下から腹部にかけて触覚センサーシートを張りつけ、その上にウレタンを重ねた。シートには発光ダイオード(LED)を分散配置している。

 LEDをウレタンの下で常に光らせておき、光の拡散の仕方が変わるのを検知して、どの辺にどのぐらいの力がかかったかを割り出す。試作したロボットはこの情報を100分の5秒の周期で更新しているという。

ロボットポータル-ロボナブル-2006.09.14. 東大など、赤ちゃん型ロボットを試作−触覚で行動を制御

これらの横断的な知識(たぶん紹介できたのはごく一部で本当はもっともっと多くの分野の知識が組み込まれてるんだろうなぁ)を統合して研究やものづくりを行っている人なんて、人生で初めてお会いしたので衝撃がすごくて、居酒屋でお姉さんに勧められたウィスキーのジンジャーエール割りとか、Yesマンな僕は「じゃあそれで」とか言って頼んだんだけど、飲んだらすごく不味くて、けど飲めなくて困ってたらclaなんとかさんが飲んでくれて、claなんとかさんはすごくいい人です。とか関係ない話になってしまいましたが、今日はとてもありがたい出会いをしたのでメモを残しておきます。

モリンキーさんが普通のやつらの上を行き過ぎてて、こんなこと言うのも恐縮するんですが、「自分も頑張ろう!」と思った次第です。

あと安易に「タチコマが作りたい!」って言うの止めます。「タチコマが買いたい!」にします。さてタチコマ買うために貯金するか。